修学旅行2日目。
この日は、旅館の近くにある新薬師寺から見学。特別に8時10分に開門してもらったため、見学者は我々遠山中の14名のみ。朝の澄んだ空気と、静かな雰囲気の中、金堂内に入りました。薬師如来を中心に周りを十二神将が立ち、威厳あるその姿に息をのみました。ゆっくり見ても一周にかかる時間はわずか。しかし、生徒達は何回も行ったり来たりして、それぞれの仏像を見比べたり、じーっと見つめたりして時間をもてあましている様子は皆無。約30分間を天平の時空の中に浸り込んでいました。
奈良をあとにして、次は、平等院です。改修され、より美しくなった鳳凰堂。時間と見学者数の関係で、堂内の見学をその場で決める予定でした。幸い、見学者も少なく、ちょうど良い時間に入ったので、すぐに堂内に入ることが出来ました。説明を聞き、定朝作の阿弥陀像をじっくりと見、雲中供養菩薩像を見上げ、庭園を見るなどして堂内を後にしました。しだれ桜の散る中、美しい庭園を見て、平安文化を満喫してきました。
次は、弥勒菩薩を楽しみにしていた広隆寺です。新霊宝殿に入り、正面にまず進みました。美しい指や穏やかな表情など間近から眺めました。やや照明が暗かったせいでしょうか、少し見づらかったのが残念でしたが、それでも楽しみにしていた弥勒菩薩を見られて満足しました。
バスはそのまま、嵐山に。昼食をしっかりとって、午後の見学に。
午後一は、北野天満宮。来年の受検を控えている生徒達。今まで以上に真剣に、見たり拝んだりしていました。
次に、竜安寺です。今までは見学者がそんなに多くはありませんでしたが、ここからはやはり、人、人。人。石庭の前でゆっくり座ってのんびりした時間を過ごそうなどとしおりにはありましたが、そんなことは無理。しかし、そんな中でも、生徒達は禅宗の庭園の雰囲気を感じながら、石庭を見たり、感じたりしていました。
そして、金閣寺。ここも国際的な多くの人たちに混じって見学。たまたま金閣寺をパックに写真を撮る場所がすいていたため、多くの写真を撮ることが出来、またじっくりその美しさを見ることが出来ました。
やや疲れが見える中、二条城へ。ここは、団体客が一組もいなかったので、ゆっくりと自分たちのペースで二の丸御殿内を見学することが出来ました。大政奉還をした大広間や黒書院などをじっくり見ることが出来ました。二の丸庭園を見、さらに忙しい修学旅行の中ではなかなかいけない、本丸庭園まで足を伸ばし、美しい庭園を十二分に満喫してきました。
ここまでが二日目の計画でしたが、生徒と職員併せて14名という少人数のため、小回りがきき、これだけ見学したにもかかわらず、まだ時間の余裕が生まれました。直接行けば5分程度のホテルへの道のりも、バスにわざわざ御所の周りを回ってもらい、その上、本能寺前で降り、織田信長公のお墓までお参りしてくることが出来ました。それでも、計画よりは20分前にホテルに到着しました。
ホテル内では、またしおりの計画に従っててきぱきと行動する生徒達。一日目よりまた大きくなったと感じた二日目でした。